大学生逆転物語

病気・ぼっち・コミュ障・陰キャ大学生の成り上がり

#6 陰キャ大学生がナンパに挑戦!

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〜前回までのあらすじ〜

 

 

普通に歩いている人への道聞きに挑戦するも大苦戦。

 

 

しかし、人生を変えたい一心でなんとか1週間かけて成功を果たす。

 

 

前回の記事

 

yndy1412.hatenablog.com

 

 

普通の人への道聞きの成功で大きな自信を得た。

 

 

なぜなら、多くの人はできないからだ。

 

 

その自信を胸についにワイはナンパに挑戦することにした。

 

 

ナンパ、いわゆるストリートナンパは、街歩く女性に声をかけ連絡先を聞いたり、デートに誘うことである。

 

 

はっきり言って非常にレベルが高い。

 

 

男なら一度はやってみたいと思ったことはあるだろうが、なかなかできない。

 

 

普通の人への道聞きがレベル7くらいならナンパは10くらいある。

 

 

よって、ワイも苦戦を強いられることになる。

 

 

 

 

 

 

ワイは、いつも通り池袋に降り立った。

 

 

道聞きできるようになったので、ついにナンパにシフトした。

 

 

少し自信はあったが、実際やろうとすると全然できない。

 

 

道聞きの場合、道がわからず困っているわけなので、勇気がいることだが声をかけるのは割と自然なことである。

 

 

それに対し、ナンパは自分の好みだったから声をかける。

 

 

全然自然なことではない。(日本では特に)

 

 

声を掛けられる側も道聞きの時は、多くの場合親切に教えてくれるだろう。

 

 

しかし、ナンパの場合は自然ではないので、声を掛けられた人は「こいつ何者?」と引かれるだろう。

 

 

なので、道聞きができるようになってもナンパはなかなかできない。

 

 

例のごとく、池袋を意味なくうろつく不審者となった。

 

 

これをまた5日間くらい繰り返した。

 

 

全くできないのだ。

 

 

「ナンパなんてやっている人見たことないわ!」

 

 

「周りからナンパしてるの見られたら恥ずかしいわ!」

 

 

「絶対声かけたら引かれるやろ」

 

 

「とか、ワイみたいな男に声掛けられたくないやろ」

 

 

そして一番大きい問題が声を描けるイメージが湧かないことだった。

 

 

それは、当然でワイはやったことがないし、他の人がやっているのもみたことがなかったからだ。

 

 

人は、イメージが浮かばないものは行動しない生き物である。

 

 

そういう点でナンパは本当に難易度が高すぎるのだ。

 

 

そこで、ネットでナンパに関する情報を調べることにした。

 

 

すると、誰かと合流するとナンパしやすくなるという情報を得た。

 

 

少し不安もあったが、人生変えるためならと思いtwitterで同じく合流を希望している人と繋がり、一緒にナンパすることになった。

 

 

 

 

 

 

 

合流当日、どういう人が来るのかビクビクしていたが、実際にはジーパンにシャツを来た20代くらいの優しそうな男性が来た。

 

 

その人はワイよりも少し早くナンパを始めていて、色々と教えてもらった。

 

 

そして、その人が実際に声かけしているところをみた。

 

 

本当にナンパしている人がいるのだと非常に感銘を受けた。

 

 

始めてナンパのイメージが自分に浮かんだ。

 

 

そして、今度は自分の番になり、その人に声をかける人を指名してもらった。

 

 

ワイと同じくらいの可愛い感じの女の人である。

 

 

声かけのイメージができていたこと、合流による一人ではない安心感、その人に負けたくないという思いからついに声かけに成功した。

 

 

ワイ「すいません」

 

 

女性「…」

 

 

いわゆるガンシカ、無視された。

 

 

無視されたが、素直に声をかけれたことが嬉しかった。

 

 

隠キャで人見知りだったワイがナンパできるようになったのだ。

 

 

そして、この小さな成功体験を胸に、連日街にナンパに出かけるようになるのであった。

 

 

 

続く