大学生逆転物語

病気・ぼっち・コミュ障・陰キャ大学生の成り上がり

#3 挨拶はコミュニケーションの基礎

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〜前回までのあらすじ〜

 

 

健康を取り戻した私は、サークルに入ろうと決意。

 

 

ただ、コミュ障が途中から入サーするというのは非常に困難なこと。

 

 

来年の新歓期までにコミュ力を爆上げさせる必要がある。

 

 

コミュ力向上、特に人見知りの克服のため、何を血迷ったのか私はナンパに挑戦するのであった。

 

 

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ナンパに挑戦することを決意したのだったが、人見知りの私がいきなり知らない人に声をかけるのは当然不可能であった。

 

 

ナンパなんて日本人なら一般の人でも難しい。

 

 

人見知りなら尚更である。

 

 

そこで、私は段階を追って簡単なことから挑戦しようと決めた。

 

 

何から始めたかというと、コミュニケーションの基本「挨拶」である。

 

 

コミュニケーションの基本だが、話しかけるのが苦手な自分には欠けてているスキルであった。

 

 

ただ、残念ながら私には学校内に挨拶する友達はいない。

 

 

 

 

そこで、マンション内で人とすれ違う時に挨拶しようと決めた。

 

 

小さい頃から親からマンション内ですれ違った人には挨拶するように教えられていた。

 

 

小さい頃は真面目に挨拶していた。

 

 

ただ、「なんで知らない人に挨拶する必要があるんや、面倒くさいわ!」

 

 

中学生くらいから、徐々に挨拶するのを辞め、挨拶されても会釈だけに。

 

 

挨拶を避けるために、わざわざ遠まりした。

 

 

エレベーターも誰か人がいると、わざわざ階段で上がった。

 

 

このようにして、どんどん挨拶のハードルが上がっていった。

 

 

 

 

正直挨拶なんて面倒くさいと思った。

 

 

知らない人に挨拶してなんの意味があるのか。

 

 

そう思ったが、隣人に挨拶すらできない奴がナンパなんてできるのだろうか。

 

 

ナンパができるようになるには、基礎的なことから始めなければならない。

 

 

基礎ができて初めて応用的なことに挑戦できる。

 

 

これは、勉強やスポーツなど全てのことに言える。

 

 

例えば、四則演算もできない人が、いきなり難しい方程式など解けるわけがない。

 

 

基礎的なことを積み重ねることが上達への近道なのである。

 

 

なので、人見知りを直したい人はまず挨拶を練習すべきなのだ。

 

 

なぜなら、

 

 

挨拶はコミュニケーションの基礎だから。

 

 

 

 

私は、こうして挨拶の練習を始めた。

 

 

最初は、すごく小さい声になってしまったり、相手からの挨拶を待ってしまったりした。

 

 

しかし、徐々に自分からはっきり挨拶することができるようになった。

 

 

エレベーターが一緒になることにも抵抗はなくなった。

 

 

私はなんと挨拶ができるようになったのである!

 

 

 

 

これは小さな一歩に過ぎないが、私に大きな自信を与えたのだ。

 

 

こうしてコミュニケーションの基礎を身につけた私は、次のステップに進むのであった。

 

 

 

つづく