機能性ディスペプシア 治し方
皆様、機能性ディスペプシアという病気をご存知でしょうか。
〜機能性ディスペプシアとは〜
胃の痛みや胃もたれなどのさまざまな症状が慢性的に続いているにもかかわらず、内視鏡検査などを行っても、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんなどのような異常がみつからない病気です。
生命にかかわる病気ではありませんが、つらい症状により、患者さんの生活の質を大きく低下させてしまう病気です。
(https://www.astellas.com/jp/health/healthcare/fd/basicinformation01.html)
私はこの病気に約1年ほど苦しめられてきました。
きっかけは大学受験で無意識の内にストレスを感じ、ある日を境に全く食べられなくなりなした。
受験が終わっても、改善には向かいましたが、完治には至らず慢性的な胃炎や胃もたれに悩まされていました。
しかし、以下の方法を実践していく中で徐々にですが、改善しつつあり完治へ向かっております。
同じような症状で苦しむ方々に対して、少しでも参考になればと思います。
①気持ちは前向きに!
これが何より大事です、本当に。この病気は、気持ちが大きく左右しますから。
「絶対に治る」、「胃カメラで異常がないんだから大丈夫」、不調の時も「すぐによくなる」といった強い気持ちが必要です。
ただ、私も経験から胃が不調になった時はネガティブになり、昔の健康な自分や周りの人と比較し悲観し、引きこもることもありました。
そういう時は無理に気持ちを鼓舞する必要はないです。
とことん落ち込みましょう。
希望は捨てずに。そして調子が戻ってきたら良いイメージを持ちましょう。
②朝食は必ず食べること!
この病気の一つの原因として、食べ物が胃を通過する時、食べ物がスムーズに胃を通過できなくなっていることがあります。
朝食を食べることで、胃の動きを活発化させ食べ物を上手く通過させられるようになります。
③朝は青汁とラジオ体操
これはこの病気に関するサイトやブログで推奨されていた方法です。
朝食前にラジオ体操をして、朝食と一緒に青汁を摂取します。
私もこれを続けてからなぜか調子がいいです。
理由はわかりません(笑)。
④唐辛子を食べる
もう一つ原因として、胃が過敏に反応していることがあります。
一般的に普通に食事をしていても多少なりとも胃を傷つけてしまうものです。(それに応じて修復も行われます)
ただ、この病気の人はそれに過敏に反応している傾向にあります。
唐辛子を食べることで反応を抑える効果があります。
⑤謙虚な姿勢でコツコツと
これが一番実際は難しいです。
食べ過ぎや脂物やお酒などの胃への刺激物は控える必要がありますが、付合いや欲望に負けてやってしまいがちです。
私もこれを何度も繰り返し、胃を壊してきました。
大事ことは謙虚な姿勢で、徐々に食べる量を増やしたり、徐々に胃へ負担になるものに
挑戦することが大切です。
その方法として、毎日自分の食べた物を記録することをお勧めします!
機能性ディスペプシアはあまり世間から認知されていませんが、我々の生活水準を低下させるとても厄介で苦しい病気です。
なかなか人に言いにくい面もあり、たとえ言ったとしても、その病気の深刻さが伝わりづらい面もあります。
また、自分は元々痩せている事に対しコンプレックスを抱いていたので、この病気になりより痩せた時とても自信を失いました。
治るまでには大変時間がかかりましたが、この経験が同じ病気で苦しむ人に少しでも役に立てればと思います。
最後に尊敬する松岡修造さんの言葉をお借りしたいと思います。
『辛い時でも、頑張り続ければ必ずチャンスは来る!』